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エアコン分解洗浄
エアコン分解洗浄基本作業工程
A.現場の責任者様と弊社作業責任者で事前に作業箇所の確認やエラーチェックなどお打合せをさせていただきます。
試運転をして動作確認。
場合により風温、風速等の能力測定。異音やリモコンのエラー履歴等がないか確認。
B.洗浄作業を開始いたします。各内容に付きましては次ページ以降に記載しています。
- 朝礼
- 現場養生
- 作業前試運転※試運転中にエラーが発生した場合、該当機器を洗浄するかどうかをお客様にご判断頂きます。
- ブレーカーoff確認
- 機器分解
- 機器本体養生
- 機器及び各部品洗浄作業
- 機器組み立て
- ブレーカーon確認
- 作業後試運転
C.全ての作業が終了したら立会い者様に報告をし、現場を離れます。
- ※その際、弊社仕様作業指示書又は事前に定められた書式に立会い者様のサインを頂きます。
- ※立会い者様がいない場合、事前に定めたルールに基づき施錠確認をして現場を離れます。
D.帰社後、すぐに取得した現場データと現場写真を社内に保管します。
エアコン分解洗浄基本作業工程 写真
1.朝礼-作業前確認-

現場の責任者様もしくは立会い者様を交え、朝礼を行います。事前にお打合せさせて頂いた内容や、現場の状況洗浄箇所や注意事項などを、現場内全体で共有します。
2.現場養生

機器の真下を中心に養生を行います。機器周辺の壁や物にも養生をして、薬品などの飛散による汚損を予防致します。
3.作業前試運転-温度測定-

作業前に機器の運転状況を確認いたします。リモコンや目視にて、異常がないかを確認するとともに風速、温度を測り、機器の状態を調べます。異常が確認、発見された場合速やかにお客様に報告します。
3'.作業前試運転-風速測定-

その他、現場のデータとして見取り図の作成、機器の型番のチェック設置環境のチェックを行っていきます。試運転時にエラーが出た場合、状況を説明しお客様に洗浄するかどうかをご判断いただきます。
4.ブレーカーoff確認

試運転終了後、機器のブレーカーを切り作業します。ブレーカーが見つからない場合、機器故障の恐れがあるため洗浄作業を行う事が出来ません。
分電盤には安全対策として作業中であることを明記した札を貼り、作業していることが分かるようにします。
5.機器分解

グリル、パネルをはじめとしてドレンパン、ファン及びファンモータ、ドレンポンプなど機器内部部品を順番に取り外していきます。
取外し部品:
グリルフィルター・パネル

グリル、パネルは塗装している場合塗装を傷める恐れがあるので薬品は使用せず水洗いのみ行います。またパネルは保温材などを傷める他電装部品を破損する恐れがあるため拭き上げ清掃にて対応いたします。
取外し部品:
ファン・ドレンパン

ファン及びドレンパンは薬品を塗布し、その後水洗いにて汚れを落としていきます。洗浄後は十分に水気を切り、拭き上げていきます。
取外し部品:
ドレンポンプ

ドレンポンプは、分解すると破損の恐れがあるためそのままの状態で通水及び吸引を行い汚れを除去します。
5'.室内機内部露出図

5''.ファン及びファンモータ
固着の場合

各種部品の経年劣化等によりファン及びファンモータを取り外すことができない場合があります。その際は部品に養生を施し、熱交換器を洗浄していきます。
6.機器本体養生

分解が終わったら、室内機本体を養生します。薬品を噴霧する際や、水洗浄する際に汚水が流れない様水受けを用意し、そこに全て流れていく様にします。
7.洗浄-薬品噴霧-

機器の養生後、噴霧器にて熱交換器に薬品を塗布します。薬品を十分に浸透させ、汚れを浮かせていきます。
7'.洗浄-高圧水洗浄-

薬品を噴霧、塗布した熱交換器を、高圧洗浄機で洗い流していきます。表面、裏面それぞれから高圧の水を流し熱交換器の汚れを取り除いていきます。
7''.洗浄-乾燥・ドレン吸引-

吸引器にて洗浄後の熱交換器の水気を除去、乾燥させます。またドレン配管の汚れを吸引し、可能な限り現地配管内の詰まりを解消します。
8.機器組み立て

十分に乾燥させた後、機器を組み上げていきます。各部品を拭き上げて水気を取りながら、組み立てます。
9.ブレーカーon確認

全員が組立作業を完了した後、ブレーカーをonにします。分電盤を作業前と同様に復旧します。
10.作業後試運転

作業後に試運転を行い、機器の状況を確認いたします。リモコンや目視にて、異常がないかを確認するとともに風速、温度を測り、機器の状態を調べます。また、グリルとパネルを改めて拭き上げます。全ての機器に異常がないことを確認し、作業は完了です。
エアコンクリーニング作業風景
熱交換器・アルミフィン高圧洗浄動画